中野区・保活の話(転園)
今年度(2021年)も昨年度(2020年)に引き続いて、中野区内の認可保育園で3歳児以上のクラスに空きが結構ある。
ここ数年、中野区内に新設される認可保育園は園庭がないところが多い。
「3歳児クラスからは園庭のあるところに通わせたい」という保護者も多いだろう。
その一方で「今の園に慣れているので卒園までそのまま通わせたい」という人も多いだろう。
3歳児以上のクラスの空き
中野区の2021年11月入園の保育施設等入所の申込み状況をみると、3歳児以上のクラスについては、園庭がある認可保育園は空きが少ないのに対して、園庭がない認可保育園には空きが出ているところが多いのがわかる。
中野区の認可保育園に限れば、園庭がある保育園は公立・私立問わず、空きが少ない傾向がある。
園庭がない保育園から園庭がある保育園に少しずつ転園していく、という傾向もあるのかもしれない。
3歳以上になれば体力がついてくる。
だから園庭がある保育園に通わせたいという保護者の気持ちはよくわかる。
一方で、せっかく良い教育内容を提供してくれる園なのに「園庭がない」だけでほかの園に転園していくのは、そこで働いている先生方もやるせないだろう。
転園したいなら
定員に空きがない保育園でも引越しなどでポコッと空きがでることがある。
だから、現在空きがなくても転園希望先として記載しておいたほうがいい。
特に3歳児以上のクラスでは引越しがポコっと出ることが多い。
昨年・今年とコロナ禍のせいで転居などを考える家庭も多いだろう。
転園を希望するならば、とりあえず転園申込書に転園希望先として記載しておくことをおすすめする。
保活の話(まとめ)