中野区・保活の話(区外の園という選択肢)
下の子の保活をしていたときは、とにかくテンパっていた。
仕事に本格的に復帰するならば、
きちんとした預け先を見つけなければならないという焦りがあったからだ。
「希望園に入れないから、仕方ないけどこの園で我慢するか」とあきらめて園を決めるのは、
子どもに申し訳ない気がした。
保育園の場合、優先順位が高くないと評判が良い園には入れないという厳しい現実がある。
ふと地図をみると
ふと地図を見てみると、
お隣の新宿区には保育園やこども園がたくさんあることに気づいた。
柏木こども園、北新宿こども園、西新宿こども園、西落合こども園、せいがこども園、北新宿第一保育園、北新宿第二保育園…。
どれもきちんとしたお庭があって、
安心して子どもを通わせることができる園のようだ。
中野区南部の場合、自宅の場所によっては、新宿区内の保育園のほうが中野区内の保育園よりも自宅に近いことも多い。
中央線の線路を越えて中野区北部の保育園に通うよりも、
新宿区内の保育園のほうが通いやすかったりする。
中野区には東西方向に流れる川がいくつかあるせいで、
中野区内を南北に移動するには、野を越え山越え~と坂道を何度も上り下りしなければならない。
対照的に、中野区と新宿区の間を東西方向に移動する場合、
坂道を何度も上り下りする必要がなかったりする。
同じことが渋谷区や杉並区についてもいえる。
新宿区役所に問い合わせてみた
中野区民も新宿区の認可保育園への申し込みができるかどうか、
思い切って新宿区役所に電話してみた。
電話に出た新宿区職員の方にはとても快く対応して頂いた。
中野区民が新宿区内の認可保育所に申し込む場合
結論としては、中野区民も新宿区の認可保育所・こども園(保育園部門)に申込みができるとのことだった(2020年現在)。
ただし、当然ながら中野区民の入園の優先順位は新宿区民よりも低くなる。
住民じゃないのだから優先順位が低くなっても致し方ない。
中野区民は新宿区立幼稚園・こども園(幼稚園部門)に申込めない
一方、新宿区立の幼稚園・こども園(幼稚園部門)には新宿区に在住の場合のみ申込みが可能だが、中野区民は申し込むことができない。
残念ながら我が家の場合、その時点で希望する園に空きはなかったので、新宿区内の園に通うのはあきらめた。
空きがあれば
以前から、中野区南部(特に中野区南東部)の住民は新宿区の教育施設にお世話になっている人が多いと聞いていた。
空きがあれば、新宿区に限らず、区外の認可園という選択肢もアリだと思う。
2021.10.6追記
2021年10月現在、中野区内の認可園にも空きが出るようになってきており、区外の認可園まで足を伸ばして申し込む必要は少なくなっている。
ただ、区外の認可園(新宿区・渋谷区)の場合、0-2歳児でも空きがある認可園がポツポツあるようだ(2021年9月現在)。
追記(2021.10.5)
別の記事で少し触れたが、中野区以外の幼稚園という選択肢もある。
たとえば、中野区内で園バスを走らせている他区の幼稚園である。
園バスを利用できるから、遠方までの送り迎えが不要、というメリットがある。
幼稚園の入園試験は11月1日である。
興味がある人は問い合わせてみることをおすすめする。
保活の話(まとめ)