ベランダで育てやすい野菜
5月。
日差しも日増しに強くなり、夏みたいな日も増えてきた。
休校で子どもたちが家に居ることが多い今年は、子どもたちといっしょに自宅で植物を育ててみようという人が増えているだろう。
我が家は今までいろいろな野菜や果物を育ててきた。
そのなかで、畑では簡単に育つけれども、自宅のプランターで育てると上手く育たない野菜があることに気づいた。
そこで今回はベランダで育てやすい野菜について紹介する。
キュウリ
キュウリはプランターでもきちんと育つ。
我が家では毎年プランターでキュウリを育てている。
注意しなければならないのは1点だけ。
「水やりを忘れないこと」
プランターでキュウリを育てる場合、キュウリは水が切れるととたんに枯れてしまう。
ルッコラ
高級野菜としてスーパーで市販されているルッコラ。
ルッコラは虫が付きにくくて実は育てやすい。
ルッコラはアブラナ科の植物で、大根と同じように葉に辛みがある。
かいわれ大根を葉っぱにした感じの味である。
この辛みが美味しい。
ルッコラにマヨネーズをつけて食べるとドレッシング要らずでおかずになるのでおススメだ。
ドレッシングやマヨネーズをつけなくても、ルッコラをそのまま食べても辛みが効いていて美味しい。
ルッコラの辛みが苦手な人は、ルッコラを炒めてから食べると辛みが少なくなる。
スイカ
スイカは思ったよりもうまくプランターで育つ。
プランターで育てる場合、小玉スイカがおススメである。
プランターでスイカを育てる場合、実をつけるためには人工授粉するのがおススメだ。
畑だと蟻や蝶などの昆虫がたくさんいるので、放っておいても自然受粉することも多い。
けれども、プランターで育てる場合は虫が少ないので人工授粉したほうが確実だ。
人工受粉といっても難しくない。
晴れた日の朝に雄花を切り取り、雄花の花粉を雌花にこすりつければよいだけだ。
ゴーヤ
ゴーヤは夏の暑さに強いので育てやすい。
水やりさえ怠らなければゴーヤは勝手に成長して実をつける。
食用だけでなく緑のカーテン用としてもゴーヤは最適だ。
コリアンダー
コリアンダーの葉はパクチーという名称でタイ料理や中華料理でよく使われている。
パクチーは独特の香りと風味がある。
なお、コリアンダーはわりとすぐに花を咲かせて実をつける。
実が付き出すと葉は増えないので。葉を食べるのが目的の場合は注意が必要だ。
オクラ
オクラは納豆と同じように特有のネバネバした食感がある、
オクラの種は発芽しやすいので、オクラの種を植えると、高い確率で収穫が期待できる。
ただ、オクラは収穫が遅れると固くなって食べにくくなる点だけ注意が必要だ。
注意したほうがよい野菜:トマト
ホームセンターなどでたくさんの種類のトマトの苗が販売されている。
注意したいのは、トマトは畑ではよく育つけれども、プランターでトマトを育てると実のつきが悪いことが多い点だ。
トマトをプランターで育てたいならば、プランター専用のトマトの苗を購入することをおすすめする。