「味」からみた、家庭菜園におすすめの野菜
今年植えた野菜・果物
今年(2019年)の家庭菜園では、次のような野菜・果物を植えてみた。
・定番の夏野菜…トマト・キュウリ・ナス・エダマメ・ゴーヤ・トウモロコシ・レタス・ジャガイモ・サツマイモ
・成長が早く、収穫までの時間が短い野菜…カブ・チンゲン菜
・コスパ高い野菜…コリアンダー・ルッコラ
・果物…スイカ
本当はメロンとカボチャも植えたかった。
けれども、ゴールデンウイーク後に近所のホームセンターに行ったら、メロンとカボチャの苗はもう売っていなかった。
近日中に遠くの植物専門のホームセンターに行って、メロンとカボチャを購入して畑に植える予定だ。
家庭菜園のメリット
家庭菜園を10年間やってみて、わたしが感じている家庭菜園のメリットはなんといっても新鮮で安全な野菜が安く食べられることだ。
特に夏は野菜を買わなくて済むのが大きい!
ところで、家庭菜園で栽培できる野菜の中で、市販品と比べて美味しいのは何だろうか。
「味」という観点から家庭菜園におすすめの野菜は以下の3つだ。
「味」からみた家庭菜園におすすめの野菜
トマト
家庭菜園で採れたトマトは市販のトマトよりも味が濃いし、皮がしっかりしている。
家庭菜園で採れたトマトからは、青臭いトマト特有の皮の香りが漂ってくるのだ。
それに、家庭菜園で採れたトマトははずれがない=たいていは美味しい。
特に、家庭菜園で採れた中玉・大玉のトマトは味が濃くて本当に美味しいのだ。
ピーマン
家庭菜園で採れた「ピーマン」は市販品よりも皮が柔らかくて食べやすい。
ルッコラ
我が家のおススメはなんといっても「ルッコラ」。
ルッコラは今のところ市場に出回る量が少なく、スーパーで販売されているルッコラは1束(それもほんの一握りの束)数百円と高額だ。
ルッコラは大根のような苦みがあるので、サラダとしてそのまま食べられる。
ルッコラを炒める場合は、ほうれん草と同じ感覚で料理に使えるから便利だ。
ルッコラは育てやすいしおいしいから、数年後には値段がもっと安くなってどんどん市場に出回るのではないかと思っている。
畑仕事をとおして
畑仕事を通して、自分で育てた野菜・果物を食べることの楽しさを子どもたちに知ってほしい。
それだけでない。
畑仕事には次のような利点があると思う。
「自然は理屈では動かないこと」を実感する
野菜・果物を育てることで、自然は自分の意のままにならないことを子どもに体験してほしい。
天候が不順な年は作物の出来が悪かったりと「自然は理屈では動かない」。
畑仕事を通して「自然は理屈では動かない」ことを子どもたちに体感してほしい。そして、
直観を子どもに養ってほしいと思っている。
ところで、子どもの食育のために、庭に野菜や果物の苗を植えている幼稚園・保育園は多い。
けれども、収穫した野菜を食べるにとどまる保育園・幼稚園も結構多いと思う。
食育に力を入れている幼稚園・保育園は全体の1割2割程度だろうか。
稲刈りをしたり、収穫した梅でシロップを作ったり、収穫したトウモロコシでポップコーンを作って食べる等の凝った活動を行っているところもあるようだ。
自然への関心を深める
家庭農園にはさまざまな虫や鳥などの生物が生息している。
特に夏はセミ・トンボ・バッタ・テントウムシ・蝶など、さまざまな昆虫が畑に生息している。
我が家が借りている家庭農園は住宅地の中にあるけれども、それでもたくさんの虫が畑にいる。
これほどまでに多くの虫が集まってくる場所は近所にないので、特に、虫好きの下の子は畑でたくさんの虫を発見して楽しんでいる。
精神を健康に保つ
家庭菜園を始めてから、畑仕事が気分転換になることに気付いた。
畑仕事をしていると、小さなことが気にならなくなる。
畑仕事は精神健康度を高めるのにおすすめだ。
オフィスでパソコン仕事をしている人には畑仕事は本当におススメだ。
畑仕事で鬱々とした気持ちを晴らすことができる。
確か、昔読んだ佐藤優氏の本によれば、ロシアのエライ人たちは自宅脇に畑を所有している人が多く、休暇のときに畑仕事をしているらしい。
ロシアの人たちは配給制度で食糧難になった経験から、食糧難に備えて野菜を栽培する習慣が名残として残っているのだろうか。