家庭菜園を10年続けて分かったこと
今年も家庭菜園のシーズンがやってきた。
我が家では、自宅の周りのプランターと親子農園の2つで家庭菜園をやっている。
はじめは「食育」の目的で始めた家庭菜園だった。
けれども今では、すっかり農作業が我が家の日常生活の一部になっている。
我が家の家庭菜園歴
我が家では家庭菜園を始めてもうかれこれ10年異常になる。
今まで栽培した野菜果物を挙げると、
春~秋
トマト・キュウリ・ナス・カボチャ・サツマイモ・ゴーヤ・キャベツ・枝豆・インゲン豆・小松菜・ルッコラ・コリアンダー・メロン・スイカ・パッションフルーツ・バジル・ヒョウタン・ミント・ブラックベリーカブ・ハツカダイコン・ニンニク・オクラ・大葉・トウモロコシ・レタス・チンゲン菜
秋~冬
ブロッコリー・カリフラワー・ほうれん草・大根・白菜・サヤエンドウ
今までひととおりの野菜・果物を栽培したと思う。
毎年いつ頃にどの野菜を栽培すべきなのかもわかった。
種まきや収穫は毎年の恒例行事の感がある。
最近はナス・トマト・キュウリ・カボチャ等のオーソドックスな野菜を植えることが多い。
「初心に帰る」といった具合だ。
天候と収穫
家庭菜園を10年続けると、その年の野菜の出来が天候によって大きく左右されるのを実感する。
自然というものは人間がコントロールできないものだと改めて思うのだ。
降水量・盛夏の時期・極寒の時期が年ごとに微妙に違うのが面白い。
そういえば、2018年はオカシな気候だった。
7月がものすごい猛暑だったのに8月は涼しい日が多かった。
通常は7月後半の梅雨明けの時期に一気に実るトマトがあまり獲れなかった。
異常気象の年は作物の収穫が激減することが多い。
そんな中で、毎年、梅雨明け頃にトマトの実が一気に熟すのを見ると、子孫を残そうとする植物の生命力を感じる。
たかが家庭菜園と侮るなかれ。
家庭菜園でも自然の豊かさを十分に満喫できる。
畑仕事好き
上の子は畑仕事があまり好きではないが、下の子は畑仕事が大好き。
週に3回は畑に通って種まき・植苗・雑草抜き・水やりをしている。
自分が手をかけたものを収穫するのは楽しいようだ。
最近は小さな子どもはみんな保育園に行っているようで、平日の午前中に畑仕事をしにくる子どもなんて、うちのこどもくらいだ。
教育の一環として野菜を植えている幼稚園や保育園は多いけれど、下の子は園に通う前に野菜博士になれるだろう。