偏差値55前後の都立高校の進学実績を比較する【2021年大学入試】

以前、偏差値63前後の都立高校の進学実績を比較したことがある。

偏差値63前後の都立高校の進学実績を比較する【2021年大学入試】

そこで今回は、偏差値55前後の都立高校を集めて進学実績を比較してみた。

なお、偏差値55の都立高校といっても、業者によって偏差値に多少ばらつきがあるので、
「おおむね偏差値55」の学校を抜粋したという点をご了承願いたい。

 

比較対象の都立高校

今回の比較対象は、

・広尾(旧第2学区)
・井草(旧第3学区)
・石神井(旧第3学区)
・豊島(旧第4学区)
・江戸川(旧第6学区)
・小平(旧第10学区)
・神代(旧第10学区)

の7校の2021年の大学入試の合格実績である。

合格実績はいずれも各高のウェブサイトを参照した。

なお、国公立大学の合格者数からは大学校を除いた数である。

広尾高校

井草高校

石神井高校

豊島高校

江戸川高校

小平高校

神代高校

 

 

2021年大学入試の結果比較

 

考察

国公立大学の合格者数:豊島高校が突出しているが

上記7校の国公立大学の合格者数を比較してみると、豊島高校が20名と突出して多い。
豊島高校の国公立大学の合格者数には、国公立大学の医学部医学科1名・大阪大学1名が含まれている。

ただ豊島高校は、後述する私大の合格者数が良いとはいえない。
国公立大学の合格者数と私立大学の合格者数にギャップがある。

 

早慶上理・GMARCHを希望するなら井草か

早慶上理・GMARCHの合格者数は井草が頭ひとつ抜けている印象だ。

 

近くの大学は合格者数が多い

偏差値63前後の都立高校の進学実績を比較する【2021年大学入試】でも書いた通り、
石神井・井草・小平高校は成蹊大学・武蔵大学の合格者が多いなど、
高校の近くにある大学の合格者が多く、高校から遠い大学の合格者は少ない傾向がある

 

井草・石神井高校は順当な大学合格実績

旧第3学区の井草・石神井高校は、他学区の同レベルの都立高校と比較すると、
順当な大学合格実績だといえよう。

 

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