【環境に優しい】エコレールマーク・ブルボン「チョコリエール」の例【エコフレンドリー】
今日のおやつは、定番のブルボン「チョコリエール」。
ブルボン「チョコリエール」
パッケージの封を開けると、あれ?
プラスチックトレーがなくなっている。
「チョコリエール」のパッケージをよく見ると、
「環境に配慮してプラトレーを外しました」と書かれている。
eco包装
それだけではない。
パッケージには「エコレールマーク」というマークがついてる。
エコレールマーク
エコレールマークとは
エコレールマークとは、二酸化炭素排出を減らすために、
鉄道での貨物輸送を促進するために作成したマークだ。
貨物鉄道輸送の輸送単位あたりの二酸化炭素排出量は、
営業用トラックの約13分の1であり、
車での貨物輸送に比べて、
貨物(鉄道)での貨物輸送は二酸化炭素排出が大幅に削減できる。
エコマーク認定の基準
(1)認定商品
・500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上鉄道を利用している商品
(2)認定企業
・500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用している企業
・数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送に鉄道を利用している企業
(注)上記の%算出基準は、数量比または数量と距離を掛け合わせたものにおける比率
エコレールマーク認定商品・認定企業一覧
令和3年8月20日現在で、エコレールマーク認定商品は184品目(162件)、認定企業は93社となっているとのこと。
ブルボン「チョコリエール」もエコレールマーク認定商品に認定されている。
チョコリエールのパッケージを見ると
チョコリエールのパッケージを見ると、
製造販売元のブルボン株式会社の本社は新潟県新潟市にあり、
チョコリエールも新潟県内の工場で製造されているのがわかる。
新潟県から首都圏に主に鉄道輸送で運搬されているのだろう。
ただ、消費地である首都圏内に工場があるほうが、二酸化炭素排出を削減できる気もするが。。。
まとめ
エコレールマークの設置により、
環境に配慮した商品開発を奨励する動きは今後ますます加速するだろう。
また、メーカーにとっては、エコレールマークが付いた商品を製造・販売することで、
環境への意識が高い企業であることをアピールできる点というメリットがある。
原油価格の高騰により、燃料費が上昇する結果、
輸送コストが増えて値上げする商品が増えている。
食品は本来、地産地消のほうが輸送燃料がかからず、
二酸化炭素の排出を抑えられて環境に優しい。
今後は、環境に配慮した製品開発が求められる世の中になっていくのだろう。