はじめて銭湯を利用するときの心得

わたしは小さな頃から銭湯を利用してきた。

銭湯というのは、近所の人たちが日常的に利用している「家」でもある。

そこが、観光地の温泉施設とはちょっと違う点だ。

だから、初めての人いわゆる「一見さん」はどうしても銭湯で浮いてしまう。

私も、普段通っていない銭湯に行くときは緊張する。

そこで今回は、はじめて銭湯に行くときに気を付けることについてまとめてみた。

 

はじめて銭湯を利用する人が気を付けること
(その1)開店時間を避ける

開店時間にはいわゆる常連さん(高齢者が多い)が多く入りに来る。

常連さんは、風呂場で座る場所が決まっていることが多い。

常連さんがいつも座る場所に、一見さんが知らないで座ってしまうと常連さんたちが気分を害することもある。

だから、初めて銭湯を利用するときは、開店時間に行くのを避けたほうが良いと思う。

開店時間からしばらく経って、常連さんたちが帰った後の時間帯に利用するほうが気が楽である。

 

はじめて銭湯を利用する人が気を付けること
(その2)基本的なマナーを守る

銭湯では基本的なマナーを守ることが大切だ。

逆に言えば、基本的なマナーさえ守っていれば、銭湯で他の利用客から注意されることはない。

 

基本的なマナーとは

たとえば、

・体を洗ってから湯舟に入る。

・洗い流した石鹸シャンプーの泡が周りに残っていたらお湯をかけて流す。

・風呂場で体をタオルで拭いてから脱衣場に戻る。


・座ってシャワーをする。

である。

どれも当たり前のことだ。

けれども、自宅でお風呂に入ることに慣れている人は案外、忘れがちだ。

こういった基本的なマナーは、観光地の温泉施設では多少守らなくても注意されることは少ない。

けれども、銭湯では基本的なマナーを守っていないと目立ってしまう。

 

まとめ

夏は晴れた日の夕方に銭湯に入ると、風呂場は日の光でまだ明るく、夕日が銭湯の窓に映って本当に気持ちが良い。

そして、お風呂から出た後の風も心地良いのだ。

少しのルールを守れば、銭湯は気持ち良く利用できるものだ。

ぜひ多くの人に銭湯を利用してほしい。


東京都の銭湯の広報誌「1010」