プランターで育てやすい冬野菜【おすすめの2種】
昨年11月に播いたスナップエンドウは今、収穫期を迎えている。
スナップエンドウは越冬して春に実をつける。
代表的な冬野菜として大根・白菜などの根菜類や、スナップエンドウなどの豆類が挙げられる。
このうち、プランターでも育てやすい冬野菜2種を紹介する。
冬野菜のメリット
寒い冬に栽培できる冬野菜の数は、夏野菜の数よりもずっと少ない。
冬野菜の栽培はなんといっても「頻繁な水やりがいらないから、手間がかからない」というメリットがある。
暑い夏はプランターの水が切れやすい。
夏にプランターで植物を育てる場合、頻繁に水やりをしなければならない。
盛夏には最低、1日1回の水やりが必要だ。
これに対して、冬は水が蒸発しないので、思い出した頃に水やりをすれば足りる。
手間がかからないから冬野菜の栽培は楽だ。
スナップエンドウ
スナップエンドウは、プランターでも育てられる手頃な冬野菜だ。
おそくとも11月初旬に種をまくと、翌年春に実がなる。
スナップエンドウの種は、ホームセンターで1袋数百円で購入できる。
収穫したスナップエンドウは皮を丸ごと食べられる。
皮に甘みがあって美味しい。
スナップエンドウは、冬の間は特に手入れをしなくても勝手に成長する。
ものぐさな人でも育てられるおすすめの冬野菜だ。
【2021.4.30追記】
4/28のNHKお昼の番組で熊本のスナップエンドウ農家について放送していた。
スナップエンドウをバターと塩で炒めると美味しく食べられることが紹介されていたので実際試してみたところ、その通り美味しく食べられた。おすすめである。
スナップエンドウは葉に白カビがつきやすいそうだ。
上の写真でも、葉に白カビがついて葉が全体的に白っぽくなっているのが確認できる。
農家さんでは白カビ対策として葉が密集しないように側面の葉を切り落としているのが放送された。
農家さんはハウス内で常時暖かい環境でスナップエンドウを栽培しているため、白カビ対策が常時必要なのだろう。
外で栽培する場合、白カビは冬の寒い間は生えない。3月に入り温度が高くなると白カビが生えてくる。
キャベツ
キャベツは晩秋に植えると冬の間は虫に喰われることなく成長する。
昨年秋に植えたキャベツが冬の間にすっかり大きくなった。
キャベツもスナップエンドウと同様、冬の間は思い出した頃に水やりをし、たまに肥料を追加しただけでここまで成長した。
もうすぐ食べ頃だ。