さよなら仲町保育園の旧建物

中野区の仲町保育園(旧建物)が2021年3月末で使用終了になった。

建物の解体がすでに始まっている。

 

仲町保育園(旧建物)

中野区立仲町保育園は1973年に設立された。


取り壊し中の仲町保育園(旧建物)

築48年の古い建物なので外側から見ても老朽化は否めない。

仲町保育園は今年(2021年)4月から新しい建物(旧たかまる跡)に移動した。

なお、仲町保育園の運営はすでに1年前から民間に委託されている。

ただ、移動した先でも「仲町保育園」という名称はそのまま使われている。

 

園児たちが描いた(らしい)プレート

解体中の建物の片隅に、昔の園児たちが描いたと思われるプレートを見つけた。


外壁

 


拡大

園児たちが描いたプレートの姿を見ると、せつなくなる。

このプレートを描いた園児たちの記念のためにここに写真を掲載する。

 

仲町保育園病後児保育施設

この仲町保育園の隣には病後児保育施設が併設されていた。


取り壊される予定の仲町保育園病後児保育施設

知らない人も多いだろうが、病後児保育施設は、たかまるが完成する以前は仲町児童館だった。

つまり、昔は仲町保育園と仲町児童館が隣り合わせで連結していたのだ。

保育園と児童館は中で繋がっていて行き来が出来た(昔は)。

 

跡地は別の保育園が新設

この建物の跡地には新しい保育園が建てられる予定だ。

新しい保育園の運営は民間(社会福祉法人)である。

地方の社会福祉法人が運営することに決まったようだ。

最近は、都市部の保育園の経営に、こういった落下傘的な地方の社会福祉法人が乗り出すことが多いようだ。