日笠雅水先生
今日は趣向を変えて、手相について。
手相と言うとスピリチュアル系が嫌いな人はドン引きする人もいるかもしれない。
そういえば、昔、英会話スクールに通っていた時、外国人の英語教師に手相の話題をふってドン引きされたことがある。何かの宗教の勧誘だと思ったに違いない。
けれども、手相というのは、そう物騒なものでは決してない。
私にとって手相とは、息抜きというか、発想を変えたいときに観てもらうものである。
今まで手相を観てもらった回数
今まで手相を観てもらった回数は10回くらいだろうか。
こう書くと、しょっちゅう手相を観てもらっているように見えるだろう。
しかし、わたしはわりと長く生きているので、手相を観てもらうのは平均すると3~4年に1回のペースだろう。
ここ3年ほどは忙しいのとお金がないせいで、手相を観てもらっていない。
自分が覚えているだけで、今まで4人の手相観の方に手相を観てもらった。
私が手相を観てもらった回数が一番多いのは日笠雅水先生だ。
日笠先生は雑誌「anan」で連載をされていたこともあり、今まで著書を何冊か出版されている。そのうちのいくつかを私は大切に持っている。
懐かしい小泉今日子の表紙
テソーミルーム
たぶん、私は今まで日笠先生に4回くらい手相を観てもらっている。
なぜ「たぶん」なのかというと、初めて日笠先生に手相観をしてもらったのはかなり前で、確か25年以上前のことだ。だから、今まで日笠先生に何回手相を観てもらったのかがうろ覚えなのだ。
私の場合、何か思いつめて相談したいことができたときに日笠先生に手相観をしてもらうというよりも、何年かに一度、突然思い立って日笠先生の手相観の予約をするといった感じで日笠先生に手相を観てもらってきた。
現在、日笠先生はツイッターで手相観を募集されている。
大昔は電話で手相観の予約ができた。はじめて電話予約をしたときは緊張した。なんだか懐かしい。
わたしは普段ツイッターをしないので、日笠先生がツイッターで手相観を募集するようになってから、日笠先生の手相観の予約ができなくなってしまった。
私が最後に日笠先生に手相観をしてもらったのは2014年頃だった。その時はたまたまツイッターをパソコンで見てタイミングよく予約が取れたのだ。
今後もツイッターで手相観を募集される限り、日笠先生には手相を二度と観てもらえないかもしれない。残念だ。
日笠先生の印象
日笠先生は小柄な方で、いかにも「占い師」みたいな妖艶な雰囲気は一切ない。
こう言っては何だけれど、日笠先生は手相観の際、いかにも占い師が着るような衣装は着ておらず、至って普通の格好をされている。なので、安心してお話ができる。
日笠先生の実際の年齢は定かではない。
ただ、YMOのマネージャーをされていたという経歴から判断して、還暦は過ぎていると思う。実際の年齢よりもお若く見える。
最初の手相観
日笠先生の場合、手相観をしていただいた場所が4回ともすべて違う場所だったのが印象深い。
最初の手相観は、原宿の賃貸アパートだったと思う。
小さなアパートだったけれど、原宿にこんな緑が多いところが残っているのかと思うほど、緑が豊かで静かで落ち着いた良い雰囲気の場所だったと記憶している。246からちょっと入った場所だったと思う。今でもそんな素敵な場所が原宿に残っているのだろうか。
当時、私は学生だった。
当時の私の手相はそれほど特徴がなかったのだと思う。
そのときの手相観で日笠先生から何を言われたのか、私はほとんど覚えていない。
ただ、当時学生で若さのピークであったろう私の筋肉質の体を褒めて頂いたのと、「指先の形がぷくっと膨れているから集中力がある」ようなことを日笠先生に言われたことを記憶している。
その後の手相観
その後の手相観は、下北沢・表参道・北参道と場所は違っていた。
下北沢のときはレンタルスペースだったと思う。
表参道のときは駅近くの料理屋さんだった。
北参道のときは古いけど素敵なマンションの一室だった。
最初の手相観をしていただいてから、5~8年に1度のペースで日笠先生に手相を観て頂いてきた。
日笠先生に手相を観て頂くときはいつも「思い立って手相を観て頂こう」という感じなのだ。
手相観で言われることは毎回違う。
「ソロモンの環」があることを褒めて頂いたこともあるし、「文章を書く仕事に向いている」とおっしゃっていただいたこともある。
日笠先生の手相観
リピーターかどうかは不問
日笠先生の場合、今まで4回観て頂いたけれど、以前に観た相手かどうか、まったく覚えていないというか、少なくとも記録されていないようだ。
観る相手が一般人の場合は、以前に観たことは敢えて忘れるように心がけているのかもしれない。
「手相観が終わったら手相観した内容はすべて消去する」というスタンスが日笠先生には感じられる。
手相観の際、毎回「以前も観て頂いたんですよ」とお伝えすると「そうですか」とおっしゃる。
「もうだいぶ前から何度も観て頂いているのですよ」とお伝えすると「本当ですか」とおっしゃる。
日笠先生の場合、手相観は「その場その場で勝負」というお考えなのだろう。「リピーターを大切にする」という考えはお持ちではないようだ。
私は今まで他の占い師さんにも観てもらったことがあるけれど、リピーターを大切にする占い師さんのほうが多い。そういう占い師さんはどの方も2回目に来所するときには「また来て下さってありがとう」とおっしゃる。
占い師さんだけでなく、マッサージや鍼灸でも同じで、リピーターを増やすのが経営を安定させるコツだといわれているからだろう。
だから「リピーターかどうかは気にしない」日笠先生のスタンスは独特だ。
裏返せば、リピーターを大切にしなくても食べていけるほど日笠先生の手相観は人気、ということかもしれない。
手相観の内容
肝心の手相観の内容については、ほぼ8割方当たっている感じだ。
私の場合、一番最近見てもらったのはもう6年前である。
そのときは、左手の運命線から「45歳頃に新しく始めたことを続けていく可能性がある」のと、右手の運命線から「新しいものをはじめる線が伸びている」といわれた。
果たして今後、私の人生はその通りになるのだろうか?
手相観というお仕事
手相観というお仕事は、その人の人生を観るお仕事だ。
手相観というお仕事はその人の内面に切り込んでいく必要があるので、精神的な疲労が蓄積するのだろうか、予約しようとしたら日笠先生のご体調が優れなくてお休みされているときもあった。
日笠先生には、無理のないペースで末永く手相観を続けて頂きたい。
最近は日笠先生に手相観をしていただく機会から遠ざかっている私だけれど、いつかまた、日笠先生に手相を観てもらいたいと思う。