2023年紅白【寺尾聰】そしてHABANA EXPRESS
前回に続いて紅白ネタ。
寺尾聰(以下登場人物は敬称略)が唄った「ルビーの指輪」が話題になっているらしい。
寺尾聰は、以前よりふっくらしていた。タバコを止めたせいだろうか。
寺尾聰とほぼ同年代の沢田研二をちょっと彷彿させる雰囲気だ。
「ルビーの指輪」が大ヒットした当時の寺尾聰はとにかく細くて、「この人は太れない体質だ」と思っていたので、年齢を重ねて体型が幾分ふっくらしたことは意外だった。
紅白でのバックの演奏は、井上鑑(Keyborads)・山木秀夫(Drums)・高水健司(Bass)という豪華熟練メンバー。
皆さんお元気そうで何よりである。
寺尾聰にハマる
今回の紅白をきっかけに、正月から寺尾聰にハマる。
「Re-Cool HABANA EXPRESS」を繰り返し繰り返し聴いている。
オリジナル曲「HABANA EXPRESS」は1981年発表のアルバム「Reflections」に収録されている。
1981年のオリジナル曲と比べると、2006年発表の「Re-Cool HABANA EXPRESS」はスティールパンの音色が加わっていて、中米カリブ海風のアレンジである。
オリジナルとはまた違った、ハバナ(キューバの首都)を連想させる柔らかな雰囲気のアレンジが心地良い。
とにかくバックの演奏が素晴らしすぎる。
演奏は、井上鑑(Keyborads)、ヴィニー・カリウタ(Drums)、高水健司(Bass)。
ピタッ・ピタッと小気味良くタイミングが決まるのがすごい。
こんな豪華なメンバーをバックに歌う寺尾聰も素晴らしい。
寺尾聰、言われ尽くされたことだけど…やっぱり「声が良い」。
寺尾聰の声は、特有の周波数を放っているような、独特の心地よい響きがする。
ヴィニー・カリウタが寺尾聰の後ろで、なんとも気持ち良さそうな表情でタイコを叩いている様子が映っている。
そうよね、周りの演奏者がこれだけ上手かったら、叩いていて気持ちが良いだろうな。