秋になっても朝顔は咲き続ける(2023年)
もうすぐ11月だというのに、今年は朝顔が咲き続けている。
今日は一度に6つも花が咲いた。
今年は平年に比べて気温が高いからだろう。
面白いもので、真夏では開花した日の翌日の朝には花がしぼむのが普通なのに、秋に咲くアサガオは2日も3日もしぼまずに咲き続ける。
時間が経つと、朝顔の色が変わる。
開花したばかり(1日目)のアサガオと、開花して3日目のアサガオでは、同じ種から生まれた隣り合う花なのに、色が違うのだ。
上が開花から3日目のアサガオ・下が開花から1日目のアサガオ
秋になり、真夏に比べて虫の数はだいぶ減っている。
虫の数が減れば、花によって来る虫は少なくなり、受粉のチャンスが減る。
虫の数の減少を補うかのように、開花する期間を長くして、虫が来る機会を増やし、受粉のチャンスを増やしているのだろうか。
植物は賢い。
今日も蕾(つぼみ)が明日の開花を待っている。
2つまとめて蕾(つぼみ)がついている
果たして、今年の朝顔はいつまで咲き続けるだろうか。