英検3級・ライティング対策
先日、上の子が英検3級の一次試験を受験した。
英検4級までは一次試験のみ。
英検3級からは一次試験と二次試験があって、
一次試験に合格した者だけ二次試験を受験できる仕組みになっている。
また、英検4級まではライティングの問題はないけれども、
英検3級からはライティングの問題が出題される。
以前は、英検3級にはライティングの出題がなかった。
2017年度からは、
英検準2級・英検3級(一次試験)にライティング問題が出題されるようになった。
英検3級(一次試験)の特徴:ライティングの配点比率が高い
英検3級(一次試験)の配点比率は、
リーディング:リスニング:ライティング=1:1:1だ。
リーディング・リスニングは各30問だが、ライティングは1問のみ。
たった1問しかないライティング問題なのに、
配点はリーディング・リスニングと同じなのだ。
つまり、英検3級に合格するには、
ライティング問題できちんと点を取ることが必要だということ。
英検3級(一次試験)・ライティング問題はどんなもの?
例として、英検3級の直近3回の試験問題を示す。
2021年度 第2回
Which do you like better, cold weather or hot weather?
(寒い気候と暑い気候、どちらが好きですか?)
2021年度 第1回
Where do you like to go shopping?
(どこに買い物に行くのが好きですか?)
2020年度 第3回
Which do you like better, swimming or skiing?
(泳ぐこととスキーをすること、どちらが好きですか?)
上に示した出題を見ると分かるように、
ライティングで出題される問題はリーディングやリスニングで出題される文章と比べると、
分かりやすく簡単なものである。
つまり、英検3級のライティング問題は、
きちんと準備すれば解けるようになる問題である。
英検3級(一次試験)・ライティング問題の回答のポイント
①英文のみで書く。
②質問文に対する答え&理由2つを書く。
③合計25~35文字で書く。
以上の①~③を守って書くだけである。
英検3級 最短合格!ライティング完全制覇
英検3級のライティング対策として、
今回上の子が使ったのが「英検3級 最短合格!ライティング完全制覇」である。
この本には模擬問題とその解答例が列挙されているので、
模擬練習を積むことができる。
ライティング問題の良いところは「自由に回答できること」。
ライティング問題は、自分の経験に基づいて解答を書いても良いし、
自分が分かる単語を使って想像で解答を書いても良い。
不定詞・動名詞を使いこなせていると、ライティング問題の解答に幅が出ると思う。
まとめ
今回の英検3級(一次試験)受験で後悔したのは、
もう少し早い段階からライティングの練習に取り組めば良かったということだ。
1日置きでもいいから、
ほんのちょっとの時間、ライティングを練習すると、
勉強する当人の負担も少ない。
ライティングは将来、英文を書いてメールでやり取りしたりするのに役立つ。
ライティングスキルを高めるための良い機会として、
英検3級受験を利用してほしい。
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