大企業の本社売却が相次いでいるが

コロナ禍による経営悪化のせいか、本社ビル売却を発表する大企業が相次いでいる。

たとえば、電通・日本たばこ産業(JT)・エイベックス・リクルート…。

まるで本社ビル売却が大企業の間で流行しているかのようだ。

テレワークの普及で出社する人が減った本社ビルをそのまま維持し続けるのは無駄、という判断がなされたのだろう。

ただ、コロナ禍が収束しても、いったんテレワークが普及した以上、オフィスビルが今まで通りに使われることはないだろう。

 

JR中野駅周辺の再開発

そんななかで、JR中野駅周辺では、南口駅前・北口中野サンプラザ周辺・北口囲町地区と、今後、再開発が進む予定だ。


中野区周辺まちづくりパンフレットより抜粋

中野駅周辺まちづくり

中野駅前に新しい複合施設。駅からデッキで接続

中野サンプラザエリア再開発。「NAKANOサンプラザシティ」に

つまり、今後10年ほどの間に、JR中野駅周辺に大型のオフィスビルを含む複合施設がが何件か建てられる予定らしい。

こういった計画はコロナ禍の前に作られたものなのだろう。

ただ、コロナ禍が収束してもオフィスビルの需要が今までのようには伸びないと予測される中で、再開発してもオフィスビルはガラ空きになるんじゃないかと少々心配である。

そして、複合施設には高層住宅も併設されるとのことである。ここら辺の地域では子どもの数が増えて、またもや小中学校の教室が足りないといった事態が起きるのだろうか。