【絵本】はなをくんくん
中野区内の区立小学校では保護者による読み聞かせボランティアをやっているところがほとんどだ。
読み聞かせボランティアをやったことがある人は多いと思う。
わたしもそのひとりだ。
自分の子どもがいるクラスで読み聞かせボランティアをした。
たくさんのこどもたちの前で読み聞かせをするのは結構、緊張するものだ。
読み聞かせボランティアの経験は、今となっては良い思い出だ。
こどもに本を読んであげる体験は一生の思い出になるはず。
そんなわけで、今までに記憶に残った絵本を紹介したい。
ほっこりする暖かい絵が印象的な「はなをくんくん」
イラストの動物たちの絵がほっこり暖かい。
ストーリーはいたってシンプル。
冬眠していた動物たちがはなをくんくんさせて集まってきた先にあったのは1輪の黄色い花だった、という話だ。
基本モノクロで、1輪の黄色い花だけがカラーで描かれたコンストラストが美しい。
そして、シンプルな文章が美しい。
文章がシンプルで短いので、1歳半くらいからでも読み聞かせしてあげられる本だ。
はなを くんくん
福音館書店
ルーク・クラウス ぶん
マーク・シーモント え
きじま はじめ やく