保育園の廃園について思うこと

千葉県で小規模認可保育園が突然閉園するというニュースを目にした。

相次ぐ突然の保育園「閉園」 なぜ行政は止めることができないのか?

突然の保育園の「閉園」 完全な「違法状態」でも止められない理由とは?

 

事前告知なしで閉園できる

記事で取り上げられた小規模認可を経営している法人は、中野区内で3園の小規模認可園(子ごころ園大和町・子ごころ園沼袋・子ごころ園都立家政)を運営している。

上の記事に「千葉県で閉園する園に勤めていた保育士が、高円寺にある系列園に異動を命じられた」と書かれているが、異動先は中野区内にある系列園(子ごころ園大和町)のことを指すと思われる。

上の記事によれば「小規模認可園は市区町村の承認があれば、事前告知がなくても閉園できる」というから驚きだ。

小規模認可園は経常状態が悪くなるといきなり閉園するリスクがあるということだ。いきなり閉園すれば、保護者の仕事に影響が出ることは避けられない。

この法人がいう「経営状態の悪化」の原因が保育所運営によるものか、それとも別の業務によるものか分からない。

ただ、これから少子化で子どもが減っていくことが予想されるなかで、経営悪化で潰れる保育所が今後増える可能性はあるだろう。