今年の白ゴーヤ
昨日、今年の最後のゴーヤを収穫した。
ここら辺(東京都中野区)では例年、11月の第1週に最後のゴーヤを収穫するのが常だ。
今年は8月が異様に暑かったせいで、8月はゴーヤがならず、9月に入ってからゴーヤはたくさんの実をつけ始めた。
今年最後のゴーヤ
ゴーヤの輪切りを乾燥させる
ゴーヤの調理法を色々と調べていたら「ゴーヤを輪切りにして乾燥させ、味噌汁の具にする」方法を知った。
沖縄や九州などのゴーヤがよく採れる地域ではこの方法でゴーヤが食べられているらしい。
早速、採りたての白ゴーヤと緑ゴーヤを輪切りにして乾燥させることにした。
緑ゴーヤと白ゴーヤの輪切り
緑ゴーヤと白ゴーヤの断面を比較すると
緑ゴーヤと白ゴーヤの断面(拡大写真)
断面を比較すると、
・緑ゴーヤの皮は、白ゴーヤの皮よりも薄い
・白ゴーヤの皮のほうが、緑ゴーヤの皮よりも凸凹が大きい
ことがわかる。
ピリッと辛い
今の時期だとゴーヤの輪切りを天日干ししてカラカラに乾燥するまでに3~4日かかる。
乾燥させたゴーヤの輪切りを味噌汁に入れると、生のときとはまた違う味がする。
生で食べるとゴーヤは「苦い」のだが、乾燥させて味噌汁に入れると「ピリッと辛い」になるのが面白い。
市場に流通しない白ゴーヤ
私は長年、白ゴーヤを家庭菜園で栽培している。
畑で白ゴーヤを栽培すると、大根みたいに大きな白ゴーヤが収穫できるときもある。
今年は中野区親子農園が閉園してしまったので、仕方なく自宅のプランターで白ゴーヤを栽培している。
プランターで白ゴーヤを育てる場合、畑で育てるときみたいに大きな白ゴーヤは収穫できないのが残念だ。
なぜだか分からないが、白ゴーヤはこの辺りのスーパーではまったく見かけない。
ゴーヤは熟すとオレンジ色に変色する。
白ゴーヤは、熟してオレンジ色に変色するタイミングが緑ゴーヤよりも早い気がする。
オレンジ色に変色すると商品としての価値が下がるから、白ゴーヤは市場に流通しないのだろうと推測している。