哲学堂公園【2020年3月】
哲学堂公園といえば、中野区内の公立小学校に通っている子どもは社会科見学で訪れたことがあるだろう。
私も子どもの頃、社会科見学で哲学堂公園に行った。
社会科見学で哲学堂公園に行った当時のことはほとんど覚えていないのだが、「幽霊」がいるという理由で「気持ち悪い場所」という印象しか残っていない。
大人になってからも、哲学堂公園に行く機会はあまりなかった。
哲学堂公園=遠い?
中野区の南のほうに住む住民にとって「哲学堂公園=遠い」というイメージがある。だから、今まで哲学堂公園までわざわざ遊びに行くこともなく、お隣杉並区の杉並児童交通公園に遊びに行ったりしていた(杉並児童交通公園)。
最近、哲学堂公園に行ってみた。
実際に自転車で自宅から哲学堂公園まで行ってみると、さほど遠くないことがわかった。
哲学堂公園は新井薬師から目と鼻の先だ。
哲学堂といえば、哲学に関する建物がたくさんあることで知られている。
たとえばこんな建物がある。コンセプトは「三角」。
三角とか四角とか、哲学堂公園にある建物は幾何学にちなんだものが多い。
学問に関連して「筆塚」。筆の形をしている。
一方で「硯」。
「筆」が男性で「硯」が女性だそうだ。なんだかエロティックである。
建物だけでない。
急な斜面にたくさんの木々が生えていたり、カモが泳ぐ池があったりと、哲学堂公園には中野区にしては豊かな自然が残されているのに驚かされる。
中野駅からちょっと北に行っただけで、ちょっとした自然が残されているのは嬉しい。
これからはちょくちょく哲学堂公園に遊びに行こうと思う。