【絵本】ごきげんなすてご(いとうひろし・さく)
ごきげんなすてご(いとうひろし・さく)を読む。
ごきげんなすてご(いとうひろし・さく)
この本は、小学校低学年のこどもに読み聞かせするとウケる数少ない本である。
「ごきげんなすてご」では弟がうまれた「あたし」が家出して、動物たちといっしょに捨て子になる話だ。
物語は「あたし」の一人語りで進行していく。
シニカルな「あたし」の語り口が絶妙である。
最後はハッピーエンドで終わる。
「ごきげんなすてご」は、白い紙1ページに文章が数行だけ、すべて「ひらがな」書かれているので読みやすく、こどもが初めて自分ひとりで読む本としても最適である。