2学期制の学校と3学期制の学校

自分は3学期制の学校に通っていたので3学期制の学校が大半だと思っていたけれども、実際はそうではない。

今は2学期制の学校と3学期制の学校があるのだ。

小中学校がある自治体によって2学期制をとるところと3学期制をとるところがある。

ただ全体としては昔と同じ3学期制の学校のほうが多い。

 

東京23区:2学期制の地域と3学期制の地域

東京23区内でいうと、3学期制の学校のほうが2学期制の学校よりも多い。

2023年4月現在は、

 

2学期制をとる自治体

7区…足立区・江東区・墨田区・北区・品川区・渋谷区・中野区

 

3学期制をとる自治体

16区…荒川区・江戸川区・葛飾区・台東区・文京区・千代田区・中央区・港区・新宿区・板橋区・大田区・品川区・杉並区・世田谷区・豊島区・練馬区

である。

中野区は2学期制を採用する(2学期制の導入について)。

2学期制の場合、始業式・前期は4月、始業式・後期は10月にあるので、夏休みや冬休み明けにすぐ授業が始まる。

2学期制の場合、前期と後期の間に秋休みがある学校もあるようだが、中野区の場合10月の連休に秋休みが重なるだけで、秋休みは夏休みや冬休みのような長期の休暇ではない。

個人的な印象では、小学生のうちは2学期制でも3学期制でもそれほど変わらない。

ただ中学校は定期テストの時期が2学期制と3学期制で変わってくる。

2学期制のメリットは、通知表を作成する手間が1学期分減るのと、始業式終業式が減ることで授業時間を確保できることだ。

上に挙げた2学期制のメリットは、先生方の手間が少ない等の先生や学校にとってのメリットが中心だ。

こどもたちにとっての2学期制のメリットは果たしてあるのだろうか。