【レベル1】ポピーKids Englishの感想【4~7月号】

わが家では未就園児の下の子向けにポピーKids Englishを始めてみた。

 

 

子ども向け英語教材として大手の通信教育機関をはじめとして、いろいろなものがある。

 

わが家の英語向け教材を選ぶ基準

わが家は、以下の基準で英語教材を選ぶことにした。

・未就園児のときは、遊び中心で英語に触れる

・ひらがな・カタカナが書けるようになってからアルファベットの練習を始める

・値段が高すぎない

 

 

ポピーKids Englishの構成

ポピーKids Englishは3つのレベルに分かれている。

レベル1:年中~小1

レベル2:年長~小2

レベル3:小1~小3

ポピーKids Englishの内容と各レベルに関する説明は以下のサイトにある。

 

レベル1ではアルファベットの表記はついてはいるものの、アルファベットを意識した教育はしていない。

アルファベットが本格的に出てくるのはレベル2からである。

 

 

ポピーKids Englishの良い点(その1)値段が安い

ポピーKids Englishは、他の大手通信教育機関の子ども向け英語教材と比べると値段がかなり安い。

費用は1か月1,680円

しかもレベル1~3まで料金は同じ。

 

1か月の費用の比較(他社と比較して)

1か月の費用を他の大手通信教育機関と比較すると、

ポピーKids English            1,680円

公文式通信(英語)             8,800円 ※東京・神奈川に在住の場合

こどもちゃれんじEnglish  2,090円 ※こどもちゃれんじを受講していない場合・1か月当たり

というように、他社の英語通信教育と比べてかなり安いことがわかる。

なお、費用が安い分、公文式英語のように添削はついていない点に注意。

 

ポピーKids Englishの良い点(その2)無駄な付録がない

ポピーKids Englishは費用が安い分、付録がついていない

毎月送られてくるのが、テキスト(ポピペンBook)とおはなしBookの計2冊

カードなどのシンプルな知育玩具がついてくることもある。

必要不可欠な教材だけがついてくるので、無駄がない。

 

ポピーKids Englishの良い点(その3)テキストBookが知育を兼ねている

ポピーKids Englishでは、テキストBookを勉強する際、『ポピペン』というタッチ式のデバイスを使う


ポピペン

ポピペンは入会時に購入する(2021年11月現在、3,300円)。

テキストBookのページをタッチすると、音声が流れる仕組みだ。

知りたい単語の絵にタッチすると、英語または日本語で音声が流れる。

公文英語をやった人ならば分かると思うが、「Eペンシル」と同じ要領だ。

ポピーKids EnglishのテキストBookは知育を兼ねているので、遊びながら英単語を自然に覚えることができる仕組みだ。

たとえば、次のような問題が掲載されている。

 

色を選ぶ問題

ポピペンをタッチして、言われた色を聴きとる問題。

たとえば「Red」「Blue」という2つの色を聴きとって、この2つの色だけをタッチしてゴールに進む。

 

大きいほう・小さいほうを選ぶ問題


ポピペンをタッチして、いわれたほうをタッチする問題。

たとえば「Big」と聞こえたら、大きいほうのおにぎりをタッチする。

ポピーKids Englishは公文英語と比べると知育的な内容になっている。純粋な英語教育を望むならば公文英語のほうが適している。

一方、まずは楽しみながら英語に触れることと知育的な要素を求めるならば、ポピーKids Englishがよいと思う。

 

 

ポピーKids Englishの良い点(その4)おはなしBookが毎月ついてくる

ポピーKids Englishでは、おはなしBookが毎号ついてくる。

おはなしBookはCDとしてついてくる。

そのほか、音声はインターネットにアクセスして聞くこともできて便利だ。

おはなしBookの英文は、レベル1では中学1年終了程度の簡単な英文法で書かれている。

おはなしBookの音声は、日本語バージョンと英語バージョンがある。

日本語バージョンがあると、こどもが知らないお話の場合、内容を理解するために日本語バージョンを聞けるから便利だ(おはなしBookの隅には、英文の日本語訳もついている)。

 

題材

おはなしBookの題材は、日本の昔話やグリム童話などの昔話が中心だ。

たとえば、4月号は「3びきのこぶた」、5月号は「かえるとうし」、6月号「おむすびころりん」、7月号「ありとキリギリス」である。

最近はグリム童話を子どもに読み聞かせるチャンスが少ないので、こういった昔話を聞けるのはありがたい。

 

 

改善して欲しい点:年度途中で入会すると、途中から送られてくる

ポピーKids Englishに確認したところ、年度途中で入会すると年度途中の分から送られてくるそうだ。

たとえば12月号から入会すると、12月号からしか送られてこない。

この点がデメリットだと思う。

ただし希望者は追加料金を払えば、前の月以前の号(たとえば12月号から入会する場合、4~11月号)を購入できるそうだ。

 

まとめ

ポピーKids Englishは、本格的に英語をバリバリ習ってもらいたい人には物足りないかもしれない。

けれども、ポピーKids Englishはお値段が手ごろで、きちんと活用すれば、学習できる教材だ。

「小さい頃はまず英語に親しむのが大切」・「小さいうちは遊びを通して英語に親しんでほしい」と考えている保護者に向いている。

おはなしBookは英語かけ流し教材としても利用できるのが良い。

今回ポピーKids English(レベル1)の4~7月号を受講してみて、英語を親しむのに十分な内容だと思った。

今後も継続して受講して感想を追加していく予定だ。