保育園申込状況…複雑な気持ち(またもや恨み節)
今年(2021年)5月の中野区の認可保育園空き状況が公開されている。
以前にも書いたけれど、↑を見ると恨み節を吐き出したくなる複雑な気持ちになる。
今年(2021年)5月時点の中野区認可保育園の申込状況
特徴的なのは以下の点である。
・0歳児を中心に空きが増加
・小規模認可0-2歳児に空きが増加
・保育ママ(認可家庭的保育事業)にも空きが出始めている
・昨年度と同様、全体的に3歳児・4歳児・5歳児に空きが目立つ
・園庭がある園(区立認可や一部の私立認可)でも4歳児5歳児に空きが出始めている
今から3,4年前、新4歳児5歳児が0歳児1歳児の頃、中野区では待機児童が多く、おおよそ半分の家庭は認可保育所に入れなった。当時は園庭がある園に入園するのはかなり困難だったし、認可はおろか小規模認可や保育ママにも空きがほとんどなかった。その結果、区外の認証保育所にこどもを預ける人も多く居た。
それが今では、園庭がある認可園でも空きが出始めている。
その原因は、認可保育所の数が増え定員が増えただけでなく、中野区から転出する世帯が増えているせいもあるだろう。
いずれにせよ、認可園に入るのが難しいという状況はここ数年でだいぶ改善された。
希望すれば認可園にこどもを預けられる状況になったことは喜ばしいことではある。
ただ、保育園を増やす計画を立てても実現までにおよそ2年くらいかかるのが通常だ。
保育園増設を計画してから実際に保育園が開設されるまでのタイムラグの間に、保育園をあきらめた人たちは中野区から転出していくか、あるいは我が家のように幼稚園に通う選択をしたのではないか。
その結果が、現在の中野区内の認可保育所の3-5歳児の大量の空きとなって表れている。