中野通り沿いの古家
中野通りを自転車で走ると、いつもの古家がなくなっているのに気づいた。
その古家は某動物病院の近くにあった。
外から見ただけで勝手に判断しているので本当はどうなのか分からないけれど、古家には長年、人が住んでいなさそうだった。
母屋のほかに小さな倉があった。倉がある家はこの辺では珍しい。
20年以上もの長い間、住む人がいないままの状態だったと思う。とうとうなくなってしまった。
今日も工事車両が敷地内に入っていたから、取り壊されたのだろう。
ここ2、3年、長年そこにあった古家が取り壊されるのをよく目にする。
古家が老朽化すると電気系統が劣化して漏電のおそれがあるから、古家をそのままにしておくのはリスクが高いのだろう。
とはいえ、今までそこにあったいつもの風景が突然消えてなくなるのはやはり淋しい。